歯の健康が損なわれると、自由に食べることができない、美観上問題があるなど様々な問題が起こります。インプラントという治療法を聞いたことがあっても、それは具体的にどのようなものか、保険は適用されるのか、安全なのだろうかなど疑問があります。世界的にみると1980年代から本格的に始まった治療方法で、日本でもようやく治療する歯科医が増えてきたこともあり、広告などを目にする機会があるのではないでしょうか。インプラント治療を検討する際に他の治療方法とよく比較されるのは部分入れ歯やブリッジによる方法です。
どの治療方法でもメリット、デメリットがありますので、治療時に歯科医からしっかり説明を受けましょう。インプラントのメリットとして骨との相性が良いチタンという素材を用いて骨と結合させて固定します。その上にセラミックなどで作られた本物の歯に近い色の義歯をかぶせて固定する方法が一般的です。まず、骨と固定することで硬いものでも普通に食べられるようになり、慣れてくると本物の歯との違いに気づかないくらい自然な状態になります。
メンテナンス等も面倒ではありませんし、他の方法では隣接する歯を削るなどする必要がありますが、その必要はありません。検討するときに注意すべき点としては、費用です。保険の適用にはなりません。また、手術が必要になります。
私の場合は奥歯の手術を行いましたが、固定する骨の幅が細かったために人工骨を入れることになりました。手術が初めての方は緊張するかもしれません。
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